Githubプロジェクト管理

皆さんはプロジェクト管理するツールはどのようなものを使用していますでしょうか？

KENTEMでは、フィーチャー（価値ある機能単位）とイテレーション（開発サイクル）をExcelで管理しています。と言っても昔の話で今では各プロジェクトで各々の管理ツールを使用して効率化を図っています。

私のプロジェクトでもExcelからの脱却を目指し「Github」でのプロジェクト管理を行うようにしましたので、変更後の管理方法とメリット・デメリットを紹介したいと思います。

Githubではタスクに属性を付けて管理することになります。今まで管理してきたようにフィーチャーやイテレーションを管理できるように項目を設定しました。

フィーチャー列：この項目でタスクをグループ化することにより、フィーチャごとのタスクが見た目でわかりやくなります。また、タスク一覧の見せ方を変更したビューを追加することができます。全タスク一覧や個人別タスク一覧など目的に合わせてタスクが確認できるようにしました。

Assignees列：メンバーの実績を集計するために、１タスク１担当者とする運用をしています。担当者が複数になってしまう場合は、タスクを分割して対応しています。

Linked pull requests列：タスクに関連するプルリクエストを表示することで、どのような作業をやったかなどタスクから簡単に確認することができるようになりました。

タスクから作成したイシューをプルリクエストに連携することで、プルリクエストが完了したときに自動でイシューも完了させることができます。また、タスク一覧でもTitleに記号が付きイシューが完了したことが確認できるようになっています。

Excel管理のときは、各タスクに設定している見積もり時間や作業時間を担当者ごとに集計することができていましたが、Githubのプロジェクトでは集計機能がありません。現在はタスク一覧をtsvでダウンロードしExcelで集計を行っています。

以前はExcel管理でしたので、比較的自由に見せ方を工夫できていました。GithubはWeb上で管理することもあり見せ方の自由度は低くなったと感じています。

各ツールでメリット・デメリットはあるものです。どのツールが最適かは運用するプロジェクトで何を管理したいかによると思います。皆さんも今とは違うツールを試してみてはいかがでしょうか。

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おわりに