第2開発部マネージャーです。
「情報共有」「技術共有」って大事ですよね。
今回は、社内の技術共有で特に工夫している点をご紹介します。
はじめに:なぜ、技術共有が重要?
KENTEMの開発拠点は、北は北海道、南は九州まで5つの拠点に分かれています。 それに加えて、出社/リモートワークといった働き方が多様化しています。
そのため、拠点や働き方の違いによって情報格差、技術格差が生まれないように工夫しなければなりません。
どんな方法で技術を共有しているのか?
日々の情報共有は「アウトプット」チャネルで
Webの注目記事、プログラミングやツールの使い方等の共有は、Teamsを使って部内の「アウトプット」チャネルに投稿します。
このチャネルは、1日に2-3件程度投稿されますが、社歴を問わず入社1年目の社員も積極的に情報を発信しています。
投稿には、様々な絵文字でリアクションが返されます。
興味のある技術だけ共有する場「テックサークル」
テックサークルは、拠点や部署をまたいで特定の技術テーマに関連する話題を共有するチャネルです。
技術分野を特定し、興味のある人に限定することで、投稿のハードルが下がりますし、より密度の高い情報共有が可能です。
②が現在立ち上がっているサークルの一覧です。
当初はベテランのエンジニアが立ち上げることが多かったのですが、最近は若手のエンジニアが立上、運営しているチャネルが増え活発な情報共有が行われています。
月次「テックミーティング」と「チャレンジ表彰」
テックミーティングは、月に1回の頻度で実施するプロジェクトをまたいだ技術共有の場です。
テックミーティングの議題は下記のとおりです。
- プロジェクトで新しくチャレンジしたこと
- セミナー参加報告
- その他技術共有
特に今期は、小さなことでも良いのでプロジェクト内で1つチャレンジすることを推奨しています。
とはいえ、「チャレンジしましょう!」とスローガンを繰り返したところで、チャレンジが推進されるわけではありません。
このプロジェクト内のチャレンジをより盛り上げるために、4半期に1度、最も素晴らしいチャレンジを表彰しています。
この施策が効果的だったかは諸説ありますが、当初は30分としていたミーティングの時間が、今では30分では収まらないほどの情報共有が行われるようになりました。
半年の技術共有の集大成は「テックカンファレンス」
最後に半年間の技術を発表するテックカンファレンスがあります。
テックカンファレンスに関しては、下記の記事に詳しく記載されていますので、ご興味あればご覧ください。
tech.kentem.jp
まとめ
今回は、KENTEM内の技術共有の方法について紹介させていただきました。
KENTEMでは、エンジニアの数が100名を超え、拠点も増えていることから、「俺の背中を見て育て」ではなく、きちんと言語化/文書化してアウトプットできるエンジニアを目指しています。
私を含めまだまだ言語化/文書化が苦手なエンジニアは多いのですが、まずは、「アウトプットすることは怖くない」という意識をもって行動しています。
おわりに:PR
KENTEMでは、様々な拠点でエンジニアを大募集しています! 建設×ITにご興味頂いた方は、是非下記のリンクからご応募ください。 recruit.kentem.jp career.kentem.jp