こんにちは、開発統括部のK.Hです!
34期の開発統括部では、部内ワークショップでエンジニアのスキルアップを図る施策アイデアを出し合い、その中から採用されたいくつかの施策を実際に行いました。
以前この KENTEM TechBlog でも紹介した、KENTEMクイズ王決定戦 も実はその中の1つです!
その中で私はプロジェクトの短期留学という施策を運営したので、その内容と施策に参加した社員へのヒアリング内容をご紹介したいと思います。
プロジェクトの短期留学とは?
KENTEMの開発統括部では複数の製品プロジェクトが稼働しており、開発社員は自身が担当している製品のプロダクトチームで開発業務を行っています。 その中でプロジェクトが変わるタイミングには以下のようなケースがあります。
- 新製品プロジェクトへのアサイン
- 人的リソース(PGの人数)の調整
- 拠点の移動(転勤)
ですが、エンジニアとは好奇心旺盛な生き物です。隣の芝生は青く見えます。 少しの間で良いから隣のプロジェクトの技術を学んでみたいと思う社員もいることでしょう。 実際にプロジェクトを短期的に移動する機会はゼロではないですが、あまり多くはないです。
本施策はそんな短期的なプロジェクト移動の機会を創出し、実際に数週間~数ヶ月のプロジェクト移動を支援する施策です。
なぜこの施策を行ったのか
この施策を行った目的は主に4つです。
社内の知識・技術の向上
プロジェクトによって扱っている技術スタックには違いがあります。
プロジェクトを移動することで移動先プロジェクトの知識や技術を学習し、再度自分のプロジェクトに戻った際にアウトプットすることで、組織全体としての技術レベルの底上げが見込めます。
また、異なるプロジェクトの手法や技術を学ぶことで、自身のプロジェクトが抱えている課題解決や、改善点のヒントを得ることにもつながります。
社内ネットワーク・コミュニケーションの活性化
普段の業務では同じプロジェクトの方と関わる時間がほとんどです。 プロジェクトの移動を通じて、より多くの社員同士が活発にコミュニケーションを取るきっかけになります。
個人の成長とモチベーションの向上
異なる視点や思想に触れることで、柔軟な思考や応用力が身に付くほか、自分自身の強みや足りない知識を認識することができます。
また、新しい環境での経験が刺激となり、モチベーションの向上にもつながります。
組織の長期的な成長と開発効率向上
プロジェクトの短期的な移動が活発になることで、効率的な手法の導入が進み、長期的に社内全体の開発効率の向上に期待ができます。
また、知識や技術の均一化により、拠点ごとに自立したプロジェクト運営を行うことができ、受け入れ体制・環境の整備も整えられるため人員配置の柔軟性にも寄与します。
実際に行った内容
今回は実際に、プロジェクトの短期留学の施策に参加したいという希望者の中から 以下の2名を対象に2~3ヶ月プロジェクトの移動をしていただきました。
Hさん
職種:バックエンドエンジニア
希望理由:普段の業務では Cosmos DB を触っているため、SQL を触ってみたい。
他のチームの雰囲気や取り組みが気になっていた。
Yさん
職種:フロントエンドエンジニア
希望理由:趣味でReactNativeの学習をしていたが、実際に業務として React Native を用いて開発がしてみたい。
施策に参加した社員へのヒアリング
Q.プロジェクトの短期留学に参加してみての率直な感想を聞かせてください。
Hさん
すごく良かったです!自分自身の知見が広がり、勉強になることが多かったです。また、受け入れ先プロジェクトの方も、私が学びたい技術を触れるように配慮してタスクを振っていただけました。おかげさまで、SQL に関する知見が深まり非常に満足でした!
Yさん
非常に良い経験でした!自分が知らないアーキテクチャや技術スタックを学べて大満足です!期間の長さもちょうどよく、学びたいことが学べる期間でした。非常に満足できる施策だったので、機会があれば是非また参加したいと思います!
Q.プロジェクトの短期留学で苦労したことがあれば教えてください。
Hさん
まずはコーディング規約が違う点が少し大変でした。それに伴い、レビューの観点や粒度の違いも感じてそこが少し大変でしたね。製品自体のドメイン知識についても、最低限知っている必要があるのでそこは頑張って覚えました。また、自分の製品よりもデータのリレーションが非常に多くびっくりしたのを覚えています。
Yさん
環境構築周りで少し苦労した場面がありました。一部、Swift や Java など触ったことがあまりない言語の環境構築をしなければいけないことがあり、大変でした。また、モバイル端末の実機が手元になくて苦労した場面もありました。
Q.プロジェクトの短期留学で学んだことや気付いたことなど、あれば教えてください。
Hさん
私のプロジェクトでは進捗の管理やタスクの管理は Excel で行っていたのですが、留学先のプロジェクトでは GitHub Projects で全て管理されており、非常に便利だと感じました。また、共有事項があった際に、すぐに全体チャネルなどで共有しており、報・連・相の速度が速いと感じました。この文化は非常に良いと感じたので、実際に私のプロジェクトでも少しずつですが導入し始めています!
Yさん
私のプロジェクトでは状態管理のライブラリは導入していなかったのですが、留学先のプロジェクトでは状態管理のライブラリ(Zustand)を導入しており、これが非常に便利でした。また、私の留学先のプロジェクトでは夕会を毎日行っており、その日起こったことや仕様の相談をその日のうちに共有しており、良い文化だと感じました。短期留学から戻った後、夕会の文化はすぐに私のプロジェクトでも導入していただきました。状態管理ライブラリについても、まずはスモールスタートですが次回のリリースで導入していただけるようにPLの方にお願いしました!
施策を通して
お二人ともこの施策に対して、非常に満足でしたと笑顔でご回答いただきました! また、お二人ともしっかりと移動先で学んだ良い文化や知識を自分のプロジェクトに持ち帰り定着に努めようとしています。 先述したこの施策の目的をしっかりと果たしていただきました!
34期はこれで終わってしまいますが、留学希望者がもしいればプロジェクトの短期留学第2弾やりたいなと思える結果でした!
おわりに
KENTEMでは、様々な拠点でエンジニアを大募集しています! 建設×ITにご興味頂いた方は、是非下記のリンクからご応募ください。 recruit.kentem.jp career.kentem.jp