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ITエンジニアが2級土木施工管理技士補に挑戦してみた

こんにちは。開発統括部のM.M.です。
開発統括部ではユーザー業務の理解を深めるため、2級土木施工管理技士補の取得を推奨しています。 社内向けに情報発信や勉強資料の作成を行う推進チームがあり、私もそのチームに所属しています。
令和8年度前期試験には、私を含む7名が受験しました。
先日合格発表があり、無事🎉合格🎉しました。
自己採点では91%の正答率でした😊
今回は私の受験体験記と、受験者に実施したアンケートの結果をご紹介します。

2級土木施工管理技士補とは

こちらでは簡単に2級土木施工管理技士補についてまとめます。詳細や最新情報は公式サイトや他サイトをご確認ください。

2級土木施工管理技術検定には第一次検定と第二次検定がありますが、第二次検定は一定の実務経験が必要なため、私のような実務経験のないITエンジニアは受験することができません。 第一次検定は実務経験が不要で、合格すると2級土木施工管理技士という"補"付きの資格を得ることができます。

試験概要(2026年7月現在の情報)

項目 内容
試験形式 四肢択一式のマークシート方式
試験時間 2時間10分
出題数 全66問中45問を選択して解答
合格基準 60%以上の正答
試験日 前期6月、後期10月
試験地 前期後期で実施都道府県が異なる
受験料 6,000円
出題分野 工学基礎知識:土質工学・構造力学・水理学など
土木一般  :土工・コンクリート・基礎工など
専門土木  :河川・道路・トンネルなど
法規    :労働基準法・建設業法など
共通工学  :測量など
施工管理法 :施工計画、工程管理など

また、申し込みする際に顔写真データと住民票コード(マイナンバーではない)が必要です。

受験体験記

勉強期間・スケジュール

試験日は6月8日でしたが、私が勉強を始めたのはGWも終わった5月11日で、残り1か月を切っていました。 そこから1日1時間~多くても2時間勉強しましたが、全く勉強していない日もあります。
合計30~40時間ほどです。後ほど紹介するアンケートでは15時間の人も!!

勉強方法・教材

過去問サイト

主な勉強方法は、過去問を解くことです。過去問と解説が掲載されている過去問サイトがあるのでそちらを利用しました。
担当製品に関わる土木施工知識であれば理解できますが、そうでなければ土木特有の専門用語が多く、最初はイメージが湧かず覚えるのに苦労しました。 そこはIT系の資格とは違った難しさを感じました。
そこで私が実践したのが、分野ごとに学習する方法です。

分野 解答数
工学基礎知識 問1~問5(5問全て解答)
土木一般 問6~問16(11問中9問選択して解答)
専門土木 問17~問36(20問中6問選択して解答)
法規 問37~問47(11問中6問選択して解答)
共通工学 問48~問58(11問全て解答)
施工管理法 問59~問66(8問全て解答)

1. 特定の分野を集中的に学習する
過去問を問1から最後まで解いても聞き慣れない言葉も多く、なかなか知識が定着しづらいと感じました。そこで、上記出題分野ごとに集中して学習しました。
例えば「土木一般」は、当時最新の令和7年度後期から令和5年度前期までの6回分を続けて解き、集中的に学習しました。 「土木一般」を6回分解いたら次に「専門土木」を同じく6回分解く・・・という方法です。 これにより専門用語の理解と、出題傾向を学習しました。 このとき選択問題でも全て解くことで、自身の得意不得意な問題もわかってきます。

2. 過去問を通しで解く
各分野を集中的に学習したら、過去問を通しで解いていきます。
私はまず未着手だった令和4年度後期から令和元年度前期までを解き、その後は令和5年度前期から令和7年度後期までを復習として解きました。 この時は本番さながら選択問題は選択して解いていきます。

通しで解くと、どの過去問でも85%~95%の正答率を出せるようになり、自信につながりました。

Web検索、生成AI、YouTube

問題には建設機械や法面保護工、場所打ち杭など出てきますが、言葉だけではイメージがわきません。 そこでWeb検索、生成AI、YouTubeなどを利用して実際のイメージを学び、深く理解するように努めました。

社内Wiki

推進チームでは社内Wikiに2級土木施工管理技士補の勉強資料を作成し、順次更新しています。 建設機械の一覧や、法面保護工の一覧などイメージ画像付きでまとめていますので、1回見ておくだけでも役に立つ資料になっていると思います。 私もド忘れしたときに社内Wikiを確認していました。
KENTEM社員の方はぜひご利用ください!

試験当日

選択問題は解く問題をある程度決めていましたが、その問題が難しく別の問題を選択しました😱。 事前に全ての選択問題を解いていたおかげで、落ち着いて対応できました😌。
試験は試験開始1時間が経過すると途中退席することができます。 私は50分ほどで解き終え、ほとんどの問題で悩むこともなく、手ごたえ十分で試験を終えました。

受験者へのアンケート結果

今回受験した7名にアンケートを実施しました。

試験勉強時間

15時間の方もいます😲
私は過去問の正答率が100%に近づかないと落ち着かないので、このような勉強方法で30~40時間ほど勉強しました。

もっとも参考になった学習資料

やはり過去問サイトが多いですね。
社内Wikiにイメージ画像があってわかりやすい、との声もいただきました!

もっとも苦手な出題分野

土木一般が苦手な人が多いようです。ですがこれを勉強することでユーザー業務の理解が深まるため重要な分野です。
工学基礎知識は比較的新しい出題分野で過去問も少ないため難しいです。
専門土木は出題範囲が広く知識習得が難しいです。得意な専門土木を見つけるのが攻略のポイントになります。

受験を終えての感想

試験勉強を通して製品に出てくる言葉からユーザー業務をイメージすることができるようになりました。 なぜ製品がそういう仕様になっているのか、土木施工知識から裏付けもでき、より製品理解も深まりました。 勉強したことで、「この製品のこの機能はこういう風にしたほうがいいのではないか」という発見もありました。 勉強したことを活かし、より良い製品開発に繋げていきたいと思います。

また最初は推進チームで勉強アプリを作成しようと作業していました。 ですが、実は過去問サイトがあることがわかり作業は中止。 「欲しい」と思うものは、たいてい誰かがすでに作っているものですね。

これから受験される方の参考になれば幸いです。
いつの日か1級に挑戦したいと思います💪

おわりに

KENTEMでは、様々な拠点でエンジニアを大募集しています! 建設×ITにご興味頂いた方は、是非下記のリンクからご応募ください。 recruit.kentem.jp career.kentem.jp