学習のすゝめ

皆さんは「技術書」はお好きですか?
これからプログラミングを始める人、新しい技術を学びたい人、良書と呼ばれる本を読んでみたい人、いろいろなケースで技術書に触れる機会があると思います。

書店やネットで技術書を購入して「いざ読むぞ!」と期待を胸にページをめくり始めることでしょう。
ほとんどの技術書は電子書籍に対応しているので、読みたいときにすぐ読み始められます。

ただ、多くの技術書はページ数が多く、読むのに時間がかかるし、内容が難しくてよくわからなかったり 、、、と、途中で挫折してしまうこともあると思います。

というわけで、今回は「技術書の読み方」について少し考えてみましょう!

その本「今」読む必要がありますか?

出鼻をくじいてしまうかもしれませんが、そもそもとして、あなたが読もうとしている技術書は「今」読むべき本でしょうか?
本を開く前に一度、あなたが「今」必要としている知識かどうか考えてみてください。

良書と呼ばれる技術書は数多くありますが、それが「今」のあなたにとっても良書であるとは限りません。

目次を見たり、Amazonレビューを見たりすることで、その本からどんな知識が得られるのか大体想像がつくと思います。
読み始める前に一度立ち止まって、「今」読むべき本かどうかを考えてみてください。

最初から読まなくて良い

皆さんは、小説を読むときは最初から最後まで1ページずつ読み進めると思います。
いきなりラストシーンから読み始める人はいないでしょう。

ただ、技術書ではそれができてしまいます。

技術書では、読みたいページ「だけ」を読めば良いのです。
「目次」を頼りに、あなたが知りたいページに飛んでください。

技術書だけに限らずビジネス書全般に言えることですが、本を1冊読み切ることはそこまで重要ではありません。
その本から「何を得たか」が重要であり、1つでも2つでも新しい情報が収集できたらそれだけでも十分価値がある読書です。

中には、本を1冊読み切れなかったことを悔やむ人がいますが、そもそも読み切る必要はないので安心してください。

手を動かしてみる

特にソースコードが書かれているような技術書を読んだ際には、自分の手で書いて、実行してみてください。

本を読んで「理解」することと、実際に「書ける」ことは別の話です。

また、アウトプットすることで理解が深まり、記憶に定着しやすくなります。
プログラミング本であれば、”Hello, world!” と出力するだけでも構いませんので、小さくアウトプットすることを習慣付けましょう。

動画でも良い

「技術書の読み方」と謳っておきながら何を言うのか、と思われるかもしれませんが、今や動画から学ぶ機会の方が多いかもしれません。

技術書を読む目的は「新しい技術や知識の習得」のはずです。
であれば、技術書を読む以外にも、動画というアプローチの方が向いている人も多いでしょう。

今は YouTube にも多くの解説動画がありますし、有償では Udemy やドットインストール等の学習サービスも充実しています。
ポッドキャストで情報収集されている方もいるでしょう。
いろいろ試しながら、自分に合った学習方法を選択してください。

まとめ

いろいろ書いてきましたが、なんだかんだ一番大事なのは「新しいことを知りたい!」という気持ちです。
好奇心は何物にも勝るので、「読みたい」と思える本に出会えたらとりあえず読み始めてください。

読んでいる途中で、「何か違うな・・・」と思ったら一度本を閉じてください。
半年後、数年後、いつかその本が必要な時が来るかもしれません。
それまで本棚にしまっておくのも1つの方法です。

最後まで読んでいただきありがとうございました!
この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。

KENTEMでは、様々な拠点でエンジニアを大募集しています!
建設×ITにご興味頂いた方は、是非下記のリンクからご応募ください。
https://hrmos.co/pages/kentem2211/jobs/A0008hrmos.co hrmos.co hrmos.co hrmos.co hrmos.co