Microsoft Loopを活用して、ドキュメント文化を築こう

こんにちは。第2開発部のマネージャーです。
最近私の周りでは、Microsoft Loop がプチブームになっています。
昨年末にMicrosoftから法人向けに一般提供されたばかりで、認知度はそれほど高くはないのですが、使い始めると非常に便利です。
今回は、私のLoopの活用方法を皆さんにシェアします。

「Microsoft Loop」の何が良いか?

Microsoft Loop は、ザクっというと、リアルタイムにプレビューしながら共同編集可能なWikiといったイメージです。
メリットを上げると以下の通りです。

  1. リアルタイムに共同編集できる
  2. フォントやアイコンがきれい
  3. Office365の法人プラン(Business Standard以上)に含まれている

機能面だけみればNotionが非常に優秀ですが、お金のことを考えると、Loop で必要十分だと感じています。

「Microsoft Loop」の活用方法

会議の準備から議事録まで Loop だけで


最もLoopの利用頻度が高いのが会議の議事次第や議事録作成・共有です。
Loopを使うと、議題の収集から議事録の整備まで1つのツールに統合できます。
1箇所にまとまることで、チャットに埋もれた前回会議の議事録を探したりする時間が無くなり、無駄な時間が無くなります。

議事録は全員で編集その場で確認


Loopを使えば議事録係は不要になります。
リアルタイムで共同編集が可能なので、事前にリンクを共有しておけば、参加した誰でも Loop に書き込みその場で共有できます。
「認識の祖語がないか」もその場で確認できるので、会議後に議事録の確認をとる必要もありません。

活用方法2: ルールや手続きの手順・方法をLoopで文書化

暗黙知になりがちな精算手続きや福利厚生に関する利用手順などをLoopでまとめて公開しています。
上長が細部のルールを口頭で伝えることが多かったのですが、拠点が増えたりリモートワークの社員も多くなり口頭だけだと限界があり、ドキュメント化を進めています。

LoopはTeamsとの親和性も高く、Loopコンポーネントとして、Teamsに貼り付けるとチャット内にインライン表示できます。

Loopのインライン表示例

たかがワンクリックですが、URLのクリックがないだけで、資料の開封率は大きく変わります。

ドキュメント化は生成系AIと相性抜群!!

かくいう私も文書を書くのが得意ではないのですが、ドキュメント化を推進する背景は、「生成系AI」の登場です。
社内のドキュメントを学習データとして、ファインチューニングさせれば、すべてチャットが答えてくれるようになる日も近いはずです。

目指すべき姿は、オフィスを持たない最大級の組織であるGitLabが公開している「The GitLab Handbook」です。 handbook.gitlab.com

この様な優れたドキュメント文化を作るまでの道のりは遠いですが、GitLabHandbookを目標にドキュメント化を進めていきます。

おわりに

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