組み込み系ソフトウェア開発者がフロントエンドエンジニアに転職して頑張っている話

こんにちは。KENTEM 第2開発部で、新規Webアプリのフロントエンド開発を担当しているY.Oです。 昨年9月に、組み込みソフトウェア開発をメインで行っている企業から、KENTEMに転職しました。 現在は福岡オフィスで働いています。

この度、テックブログの執筆を担当させていただけることになりましたので、 KENTEMに入社しようと思った経緯と、入社してみて気づいたことなどをメインに、記事を書いていこうと思います。

同じような境遇の方に響けば幸いです。

転職のきっかけ

前職では主にC++言語を用いて、取引先企業に客先常駐して組み込みソフトウェア開発を行っていました。

入社7年目に差し掛かる頃に自分の中で心境の変化があり、「よりモダンな環境・手法で開発をしてみたい」「もっと業務で色んな言語に触れてみたい」「コーディングだけでなく、デザインまで一連のプロセスに関わってみたい」 と思うようになり、これらを実現するにはフロントエンドエンジニアがいいなと思い、その頃から業務を続ける傍ら、ひっそりと転職活動を始めました。

なぜKENTEMに入社しようと思ったか

転職活動中にエージェントからKENTEMを紹介されたのがきっかけではありましたが、 事業内容である、建設業界向けのソリューション開発に興味がありました。 KENTEMの、建設業界が直面している様々な課題に対し、IT技術で解決していくという姿勢に興味を持ち、面談させていただくことになりました。 また、KENTEMのプロダクトは、導入実績が42000社以上あり、業界シェアとしてはNo.1と、驚異的な実績を持っているのも興味をそそりました。

デキスパートシリーズをはじめ、クラウドやモバイルアプリといった、建設現場の過酷な労働環境を改善するためのアプリケーションを自社で開発しており、この会社なら、一連の開発プロセスに携われるのではと思いました。

カジュアルな面談から選考を始めてもらい、WEB上で選考試験を行いパスした後に、重森社長に直々に面談していただきました。 面談の場で、WEBフロントエンドは未経験であることを伝えると、それも踏まえたうえで、 荻原さんなら技術をキャッチアップできると思うので、挑戦してほしいという気持ちを伝えてもらえたのが、入社する決め手になりました。

入社してみて思った「KENTEM」の Good Point

研修

まず驚いたのが、新入社員研修の手厚さです。 キャリア採用は、少し研修をしたらすぐに現場へ投入のような若干ダークなイメージがあったのですが、実に1か月強という研修時間をいただけたので、とても驚きました。

研修の流れは、 プログラミング基礎研修(C#) → HTML,CSS,JavaScript等のWEB開発基礎 → TypeScript → Reactといったような、基礎からモダンなJSライブラリを使用した研修までを実施させていただき、WEB未経験の私でも、しっかり学ぶことができました。

福岡オフィスでは、OJT担当として2人の先輩エンジニアが研修中についてくれ、分からないことがあればすぐ聞けて教えてくれたので、とても助かりました。

カルチャー

私の所属する開発部の半数以上の社員がテレワーク勤務をしており、私も現在はテレワークをしています。テレワークだと、社員同士のコミュニケーションの過疎化が心配されますが、私たちのチームではTeamsを使用して、気軽にいつでも通話できる環境が整っています。私自身、分からないことや迷うことがあれば、すぐに先輩社員に通話しています。

また、第2開発部では月に2度定例会があり、終了後には拠点間のコミュニケーションのため社員同士で15分ほどの雑談タイムが設けられています。 マネージャーの立川さんから雑談のお題を提供してもらえるので、話が途切れることなく、他拠点の社員の方たちとリラックスした雰囲気でおしゃべりできます。

全体的に雰囲気もとても良く、新人でも気軽に質問や相談ができる環境が整っています。また、会社として、働き方についてもキャリアプランを一緒に考えてくれるため、自分に合ったスタイルで働きたい、またはどのようなキャリアを歩んでいきたいかという明確なビジョンを持っている方にとって、とても良い環境だと思いました。

さらに、会社内で多数の研修が行われており、プログラミング関連はもちろん、建設業界の勉強やDXの勉強など、幅広く開催されています。学びをシェアするというgiveの考えが根底にあるため、自分を成長させたい方にとってはうってつけです。

また半年に1度、KENTEM Tech confという、技術にフォーカスしたテーマで開発者がそれぞれ勉強したこと、やってみたことを発表するイベントがあります。 人前で発表する練習でもあるので、どうやったら伝わるかを考える機会にもなり、勉強になります。 私も先日初参加しましたが、とても面白く刺激を受けました。

仕事内容

現在私が担当しているプロジェクトでは、Next.jsを使用したWebアプリケーションを開発しています。 部内では、新しいことへのチャレンジを推奨してしており、作成したコンポーネントがカタログのように閲覧できるStorybookやフロントエンドのテスト環境Vitestなど、今まで社内で使用していなかった技術にチャレンジしています。

業務の初めは、CSSによるデザインやフレームワークやライブラリの学習・選定に苦労しました。フロントエンド開発では、さまざまなフレームワークやライブラリが存在するため、それらの仕組みや使い方を学ぶ必要がありました。選択肢が多く、どれを学べば良いのか迷うこともしばしばあります。

ただ、分からないことがあれば先輩社員に相談したり、自分で調べたりするなどして乗り越えていくうちに、徐々に自信をつけることができました。

最近では、NextAuth.jsという認証用のライブラリを用いて、開発中のアプリにログイン・ログアウト機能を実装したりしました。こういった最新の技術に触れることができるのは、フロントエンド開発の魅力の一つです。

まとめ

私のような未経験者でも、KENTEMなら成長できる環境が整っています。 最初はデザインやコーディングなど、慣れないことが多かったですが、チームメンバーのサポートや自分自身の努力で解決してきました。

今後もKENTEMで、新しい技術やスキルアップに継続的に取り組み、フロントエンドエンジニアとしてより高いレベルでの活躍を目指していきたいです。

チームやプロダクトに対してリスペクトがあるので、今以上にドメイン知識やシステム構成について理解し、プロダクト開発や改善などをゴリゴリできるようになっていければと思ってます。

おわりに

一緒にKENTEM、引いては自分自身を成長させたい仲間がより増えると良いなと思っているので、このエントリを見て、少しでもKENTEMに興味を持ってくださった方がいれば次のキャリアの検討候補に入れてください!

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