AzureのAPI ManagementでAPIを公開



こんにちは。KENTEMでバックエンドを担当しているおかおかです。

私たちのチームではAzureのサービスを利用してAPIを公開しました。

KENTEMでもAPIを外部公開して欲しいというお客様からのニーズに対応するためにAPI Managementサービスを利用しました。 今回は、そのAPI Managementサービスについてご紹介します。

Azure API Managementについて

Microsoftが提供しているクラウドサービスで全てのAPIを統合して管理できるプラットフォームです。 バックエンドのサービスを提供しているAPIを一元管理することができます。 従量課金プランを利用する場合、サブスクリプションあたり100万リクエストまで無料で使うことができます。

Azure API Managementの機能

主な機能は3つになります。

  1. ユーザーの認証・認可、契約レベルなどに応じてアクセスできるAPIや回数などを制限する機能があります。

    ユーザー認証の設定

  2. APIの製品化やポリシー設定、ユーザー管理などを行うことができます。

    API、製品化の設定

  3. 開発者ポータルは、APIを利用するITエンジニアが利用するサイトになります。APIの仕様を閲覧できたり、API利用に必要なユーザー登録やAPIの取得を実行することができます。サイトのカスタマイズなども行える為、非常に便利な機能です。

    開発者ポータル

利用してみた感想

  • 開発者ポータルのカスタマイズに関して、以前はサイトの修正が反映されなかったり、修正にも少し癖があったりしました。
    現在は、修正・改善され簡単にカスタマイズができるようになり、ストレスなく容易にカスタマイズが行なえます。

  • APIもApp Serviceを選択するだけで容易に公開することができます。
    APIドキュメントもSwagger UIのjsonファイルを取り込むだけでAPI Managementに反映されます。

  • サブスクリプションキーを設定することでどの会社からどのくらいアクセスされているかを管理できるため、今後APIの課金についても容易に把握することができます。

まとめ

Microsoftが提供しているサービスのため信頼性が高く、初めてAPI Managementサービスを利用しましたが、 機能も充実しており、Azureポータルから簡単に構築することができました!

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