高度情報処理技術者試験に合格していると手当がついたり就職に有利になったりとさまざまな恩恵があります。
今でこそエンジニアとして働き始めて5年目になりますが、私が高度情報処理技術者試験に合格したのはエンジニア未経験の高校時代になります。
今回は高度情報処理技術者試験合格に向けて何から勉強していいかわからない方のために、エンジニア未経験だった私が合格した際の勉強法、問題の対処法を共有したいと思います。
高度情報技術者試験とは
この記事を見ている方はすでにご存知かと思いますが、高度情報処理技術者試験というものは以下の9種の試験を指します。
- ITストラテジスト試験
- システムアーキテクト試験
- プロジェクトマネージャ試験
- ネットワークスペシャリスト試験
- データベーススペシャリスト試験
- エンベデッドシステムスペシャリスト試験
- ITサービスマネージャ試験
- システム監査技術者試験
- 情報処理安全確保支援士試験
私はこのうちデータベーススペシャリスト試験と情報処理安全確保支援士試験に合格しています。
受験したことがあるのは上記の2つに加えてネットワークスペシャリスト試験で、こちらは勉強をほとんどしなかったため落ちました。
つまり、勉強すれば合格でき、勉強しなければ落ちる程度の知識量であり、合格するための勉強法を探している方にはうってつけではないかと思います。
午前
午前1については受けたことがないため、適切な勉強法を持ち合わせていません。とはいえ午前1に関しては試験免除があるため、特段意識しておかなくても良いかと思います。
午前2の勉強についてはひたすら過去問を解きましょう。質より量です。
理由としては高度試験の午前2は過去問からの出題割合がかなり高く、過去問を全て解けるようになっていれば安定して80点程度が取れるためです。
午前は4択問題のため記憶が多少曖昧でも選択肢を見ることで答えがはっきりする場合もあります。
私はひたすら過去問を解くために過去問道場というサイトを利用していました。過去問が揃っているのと間違えた問題のみの出題などができるため、過去問の理解度を高めるのに向いています。
午後
午後1、2の勉強も過去問を解きましょう。ただしこちらについては以下の繰り返しです。
- 時間を測らずに過去問を解く
- 間違えた問題の解説を理解する
- 試験と同じ時間で回答する
- 合格点を超えるまで繰り返す
午前2と勉強方法が違う理由は記述問題の存在です。おおまかに覚えていると点数がとりづらいです。
解説を理解する際には文章をそのまま覚えることではなく、問題に対してどのような答えが求められているか、頻出する語句をしっかり理解しておくということを意識しましょう。量より質です。
おまけ(試験時の問題への向き合い方)
いざ試験に挑むと、理解しきれなかった問題が出てきたり、自信がない問題が出てくることもあります。
そういった問題は一旦後回しにして、解ける問題を先に解いてしまいましょう。
まず点数を取れる部分を確実に、そして残った時間でひとまず後回しにした問題に回答します。
記述問題で自信がないから、わからないからといって空欄で終了することはなるべく避けましょう。どんなに曖昧でも思い当たることを書いておけばそれが点数につながる場合もあります。
おわりに
今回共有した勉強法はあくまで一例です。個人的に勉強を始める上で最もハードルが高い2つは目標の設定と学習方法の選定なので、勉強を始める一助となれば幸いです。
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